広島県の県北に位置する、渓流釣りで最も有名な吉和という土地にある、中津谷という渓谷があります。
このスケッチブックであちこちの渓流の絵を描いていますが、15年ほど前、一番最初に行った渓流が、中津谷でした。
まさに渓谷の間を縫うように流れる清流です。
透き通ったラムネ色の水がそこにありました。
水は浅いと、無色透明ですが、水深が深くなるにつれ、青色を帯びてきます。
この、透明に近い青。
その色は、本当にきれいで美しいです。
いつも山で食べる昼飯は、飯ごう持参で川の水で米をとぎ、川の水で炊くのですが、ここの水で炊いた米は絶品です。
なんにもない所で、塩をふって食べる炊きたての白飯。
簡単なことなのに、ものすごく贅沢な気持ちになれます。
白い御飯がおいしい時、日本に生まれてよかったなあ、と思いますね。
by風太郎