今年最初の鈴木雄大さんのライブ。
ぎりぎりまでどうなるか分からなかったけど、行くことが出来てよかった。
岡山は若干天気が悪かったけど、この時期にしては割りと暖かかった。
会場となるルネスホールは去年も足を運んだので、迷うことなく会場に到着。
ステージは若干ピアノの位置や客席のテーブルといすの配置が変わっていたけど、雰囲気はほとんど同じ。
足を踏み入れると不思議と厳かな気分になる。
開場してすぐに中に入ったので、中はひんやりしていて音がよく通る。
去年とほとんど同じ位置の席について、開演を待った。
時間とともに会場は人で満たされていった。
最初は喋るのも気を使うほど音が響いていた場内は、人のざわめきで満たされて、緊張していた気持ちが少しだけほっとする。
とは言っても、USBのメンバーがステージに現れたらやっぱり緊張するんだけどさ。
どの人のライブに行っても、私は緊張してしまう。
今回はどんなことが起きるんだろうというわくわく感と、ステージ上のミュージシャンと自分の距離を感じて寂しくなる気持ちと・・・いろいろ複雑なのだ。
ルネスホールは広くて、メンバーとの距離は近いけど、彼らをちょっと遠くに感じる。
いつも聴きに行く会場よりもたくさんの人たちが集まっていて、中には彼らの音楽にはじめて触れる人たちもいる。
だからかな、なんとなく私もなんだか他所行きな気持ちになっているのかもしれない。
昨夜は神戸でライブだった。
私はどうしても都合がつかなくて行くことが出来なかった。
いつも会う友人も幾人か集まっていて、盛り上がったという話を昨夜のライブに行った友人から聞いた。
楽しそうなその様子に"私も行きたかったなあ~"とちょっと寂しかったけれど、こればっかりはしょうがない。
その代わり今夜のライブを思う存分楽しむのだ~。
やがて小鳥のさえずりと川のせせらぎが聴こえはじめる。
そこにツアータイトルでもある「君のシアワセ」のメロディーがのって来る。
いよいよライブの始まりだ。
そして、メンバーが現れる。
会場は拍手が起こって、ちょっと恥ずかしげに雄大さんがお辞儀をしてピアノの前にスタンバイした。
始まりは若干アップテンポの「YOU CAN MAKE ME HUSTLE」
あれ?なんだか違う~。
私はのっけからそんなふうに感じた。
もちろん、演奏の細かい部分は毎回違っているんだけど、なんだかとても早いのだ。
早いといってもテンポの問題じゃなくって・・・ハイテンションというのとも違う・・・とにかくなんだか前向きな感じがするのだ。
私はちょっと気持ち的には落ち込み気味だったので、これは私の気分による感じではないと思うんだな。
なんだかすごく雄大さんがまぶしくってしょうがない。
音とか声にものすごい余裕のようなものを感じた。
うわ~すごい~
その時点で私はすでに涙が落っこちそうだった。
そんな歌詞じゃなかったはずだけどな~。
ものすごく泣けてきちゃって・・・前をなかなか向けなかった。
続く「SOMETHING NEVER CHANGE」でもその感じは変わらない。
何が違うんだろう・・・よく分からない。
今回のツアーも雄大さんはほとんどピアノを弾いているので、この曲はギタリスト鈴木雄大を堪能出来る数少ない曲のひとつ。
ギターの音もなんだかいつもと違うような気がする。
なんなんだ~今日は~!!
この曲のベースラインがものすごく好きなんだけど、吉池千秋さんのベースはどちらかというとメロディアスな感じで、躍動的なベースラインがなんとなく色っぽく感じる。
生で聴くとちょっとぞくぞくっとする。
そのベースラインが乗っている木村万作さんのドラムスがたたき出すリズムはよどみなく正確で、でも時々"おおっ"と思うようなおかず・・・というより手癖なのかな・・・が入ったりする。
たった3人から繰り出されるサウンドは、単純だけれど厚い。
その音の絡まり具合がなんとも私をぞくぞくさせる。(・・・変な日本語)
今回はのっけからセットリストが変わっていて、なんとなく気分があおられる。
出来れば、席を立ってちょっと体を揺らしながらリズムを取りたいところだけど・・・この会場と席位置では他の人に迷惑にもなるし・・・・もぞもぞしてしまう私だった。
うって変わってスローテンポな「Just Your Life」
なんだかすごくイントロのイメージが変わっているように感じたんだけど、気のせいなんだろうか。
雄大さんのピアノの音の後ろで聴こえる吉池さんのベースと木村さんのドラムスを感じると、なんだか大きな柱時計が目の前にあるような錯覚を受けた。
ゆっくりと大きな振り子が左右に揺れ続け、その向こうから雄大さんの歌声が聞こえる・・・そんな感じがして、一瞬の古いお城の玄関先にたっているような気分になった。
次は、前回のライブではトップで演奏された「君のシアワセ」
この並びはなかなか新鮮だった。
雄大さんの作品の中では新めのこの曲は、割と現実的な気分になる内容で、雄大さんらしくもある。
彼の明るめの声と辛目の歌詞が絶妙な気分を生み出す。
・・・こんな調子で書き続けていると、どんな長いレポートになってしまうんだろう。
それにライブからちょっと日が経ってしまったので、あのときの気持ちが若干忘却の彼方へ飛んでいきかけている^^;
以下は、大雑把なレポートとさせていただきます。
とにかく。この日の鈴木雄大さんは、なんとなくどこか違った。
どこか自信に満ち溢れていて、それが音となって飛び出していた。
あまりMCをしないイメージの雄大さんが、若干饒舌に喋っている姿は、私の見知っている人とはなんだか違う人のようでもあった。
「太陽の匂い」では、地元岡山で活動しているGRACEという4人組コーラスグループの女性人がコーラスで参加。
この曲はいたるところでいろんな人と共演している曲だ。
今回もまた新しいイメージのコーラスで、なんだか面白いなあと感じた。
GRACEの方たちはアンコールでもステージに登場した。
「New World」は、ある日突然、私にとってものすごく意味のある曲になった。
具体的に何かあったわけではないのだけど、ある日突然"降ってきた"のだ。
その数週間後に雄大さんがステージで演奏しているのを聴いたので、ますます私にとっては意味を持つようになった。
そして、この曲が、この日一番、雄大さんをイメージしているように感じた。
私が感じた印象はまさにこの曲の歌詞のようなものだったのかもなあと、今になって思ったりしている。
それから「白日夢の街」へと続いたけれど、この並びはなんだか雄大さんらしいなと勝手に思った。
「静かな闘い」でライブは終了。
程なくアンコールが始まり、まずは「母の手」
雄大さんのお母さんへの思いがこもっている。
私は、この曲のように母への感謝を持っているだろうか・・・この曲を聴くたびに自問自答している。
でも、この曲を聴くたびに何かが胸の奥からあふれてくるような気分になるので、そのうちきっと言葉にしてその気分を表現できるのかもしれない。
それから、雄大さんがGRACEのメンバーを呼ぶ。
せっかくだからとメンバー全員で1曲お願いしますと雄大さん。
今日はまったくリスナーのつもりで会場にいたGRACEの残りのメンバーの男性2人もがステージに登場。
ちょっとの相談の後「上を向いて歩こう」を聴かせてくださった。
やっぱり男声と女声のコーラスは深みがあっていいよなあ。
もう1曲GRACEの女声メンバーと雄大さんの共演。
ここで、木村万作さんと吉池千秋も登場。
なんと「Knock on your door」だ!
うほ~♪
アルバム『君のハートが聴こえる』のトップを飾っている曲。
なかなかこれは聴けないんだよなあ~♪
いつも行く飲み屋さんのことを歌った歌なんだそうだ。
そうだったのか!
それでなんだかとても楽しげな曲なんだな。
雄大さんはいつも楽しいお酒なのかな。
「19,600,000の悲しい夜と眩しい夢」もそんな気分を歌った歌だと以前聴いたことがある。
こういう風に楽しく飲めるのがいいよね~♪・・・そんな気持ちになったのだった。
これは神戸ではなかったそうで・・・うふふ・・・得してしまいました!
さて、締めは「飛び方を忘れた小さな鳥」
すでに私にとっては、鈴木雄大バージョンのみが頭の中に残っている。
この曲が終わると、ライブも終わりだな・・・なんて思って、ちょっと寂しくなった。
でも、一番最後のところを聴くと、なんだか澄んだ気持ちになる。
よしっ、がんばろう・・・って感じかな。
雄大さんはやっぱりちょっと恥ずかしそうに笑って、お辞儀をしてステージを降りていった。
なんだかその姿がちょっとだけいつもより大きく見えて、そして、ちょっとだけ寂しく感じてしまった。
なんでだろうね。
私も「Newd World」に飛び込んでいるんだろう、きっと。
そこはまだ何が起こるか分からないので、不安が大きい。
でも、雄大さんの歌を聴いて、なんとかやってみなくちゃな・・・なんて思ったのかもしれない。
今回は、とても崇高な気分になったライブだった。
なぜか、雄大さんの靴が気になってしまい、落書きしてしまった。なんとなく好評だったので、加工してアップしてみる。
1.YOU CAN MAKE ME HUSTLE
2.SOMETHING NEVER CHANGE
3.Just Your Life
4.君のシアワセ
5.あの頃のままで
6.雨上がりの駅で
7.ボーダーラインを歩け
8.Star Shine
9.Only One
10.太陽の匂い (with GRACE's women)
11.New World
12.白日夢の街
13.静かな闘い
-----アンコール-----
14.母の手
15.上を向いて歩こう(GRACE)
17.Knock on your door (with GRACE's women)
16.飛び方を忘れた小さな鳥
USB
鈴木雄大(Piano、A.Guitar、Vocal)
吉池千秋(E.Bass、B.Vocal)
木村万作(Drums、B.Vocal)
2010.2.10(WED)『鈴木雄大 USB tour 君のシアワセ2010』(at 岡山ルネスホール)
「New World」
WORDS & MUSIC BY 鈴木雄大、PLAY BY 鈴木雄大USB




長い長いライブレポ、お疲れ様でした。
靴、いいね~。
神戸ではしなかった曲も羨ましいです。
今回は個人的に「Just Your Life」に感情移入してしまって、
自分でも困ってしまいました。
でもそんな私を助けてくれるのもファンのお友達。
本当に有難いよね。
投稿情報: 黄色の道化師 | 2010-02-24 00:03
>黄色の道化師さん
お元気かしら?
お会いしたかったけれど、予定が合わなくて残念でした。
私も岡山でファンのお友達にたくさん元気を貰ったなあ。
ほんと、ありがたい。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2010-02-25 17:02