今日もちょっとばかり前のお話^^;
文化の日(11月3日)、妹に誘われて秋吉台をハイキングしてきた。
天気予報があまりよくなかったので、中止になるかなあと心配していたが、すこぶる天気がよくちょっと遅めのスタートだったけど、静かで広々した秋吉台を楽しんで歩くことが出来た。
まあ、少々風が強くて寒かったんだけどね^^;
屋久島では急勾配の登山道をさんざっぱら歩いたのにまったく筋肉痛にならなかったので、ハイキングならもっと平気だろうと今回のハイキングも楽勝・・・と高をくくっていた。
秋吉台は、山口県美祢市にある日本最大のカルスト台地。
見渡す限りの草原に石灰岩柱がボコボコ姿を見せている景観が独特で美しい。
ただし、その草原の中にはドリーネ(窪地)が隠れているので、遊歩道以外の場所を歩くのはとても危険である。
大地の下には鍾乳洞(秋芳洞・大正洞・影清洞など)が連なっているが、まだ調査中の鍾乳洞もいくつかあるそうだ。
そんなわけで、秋吉台は山口県の人気観光スポットの1つである。
ここにはいくつかのハイキングコースが用意されていて、天気のよい休日にはハイキングを楽しむ人も結構いるらしい。妹はちょっと前にここで行われたウォーキングイベントに参加して、気持ちがよかったので私を誘ってくれたのだった。
とりあえず、基本的なハイキング装備で秋吉台展望台より歩き始める。
とても天気がよく、空気も済んでいて気持ちがいい。
展望台には結構人がいたのだけど、歩き始めるとほとんど人に出会わない。
風の音と2人の会話だけが聴こえて、現実世界から隔離されたような気分になる。
ちょっと離れたところでは、車が頻繁に行き来しているのだけど、その音もほとんど聞こえない。
風は強いけど、すこぶる天気はよくって、見渡す限りの草原のその向こうには白い雲がぽこぽこ浮かぶ青い空がどこまでも続く。
時々
散策路が分かれているところがあり、看板とベンチが用意されているので、時々そこで休憩したりしてゆっくり進む。
まあ、おもに休憩したがったのは私なんだけどね^^;
だけど座ると風が冷たいので体がすぐ冷えてしまう。
高校生の頃、妹も私も集団宿泊で秋吉台に来ていた。
宿泊していた秋吉台ユースホステルからこれから目指す長者ヶ森のあたりまで延々と歩いた記憶が2人とも会って、途中あそこだったよね、こんなだったよねなどとその時歩いたコースがどれだったか推理したりしていた。
そんなこんなで、てくてくと草原の中を1時間ほど歩いて、長者ヶ森というポイントに到着した。
草原の中にぽこっと木の茂っている小さな森があるのだ。
私は長者ヶ森を見ると『となりのトトロ』の中に出てくる森を思い出す。
この森のそばにはパーキングエリアがあり、だいたいみんなここまで車で来て長者ヶ森のあたりを散策する。
その森から少し離れたところに秋吉台では一番高いのではないかと私が思っている山(というより小高い丘)があり、元気な人はそこまで登る。
北山という名前のその山の頂上で、私たちはお昼ごはんにすることにした。
今までの割と平たんな道とは違い傾斜が45度に近いのではないかというくらいの急勾配を登る。
しかも、舗装されているので足元はちょっとばかり固いので、なんだか歩が進まない。
妹はあっという間に頂上入口まで達していて、屋久島で筋肉痛もなく歩ききった自分にちょっとばかし自信を持っていた私は、おもいっきりへこんでしまった。まだまだ、トレーニング不足だ!
それでもえっちらおっちら歩を進めて、見上げた頂上は・・・そりゃまあ筆舌に尽くしがたいほど美しかった。
同じ県内とは思えないほどの景色のよさで、今まで何度もこの山には登ったことがあるはずなのに、今までで一番登りきったのがうれしかった。
頂上は、最後にこの山に登った時の記憶・・・かれこれ10数年前・・・の様子とちょっとばかり変わっていた。
昔、友人たちと登った時に腰掛けてご飯を食べた細い木があるのだけど、そこへ行けないように柵があり、そのそばにあったこの山の一番勾配のきつい斜面にあったはずの登山道が草の中に隠れていた。
登山道のことを思い出したのは妹である。
そして、やっと腰をおろしてお昼だ!
私はお弁当のことは失念していて、来る途中でサービスエリアのコンビニにておむすびを購入した。
妹はちゃんとおむすび2個を作ってきていたのだけど、十穀米を塩むすびにしたものだったので、コンビニで私は2つおむすびを買って1つ交換した。
腰かけてお結びをほおばり始めたら、大きな雲が太陽をかくしてしまい、頂上なのに急に寒くなった。
あわてて熱いものをと、持ってきていた魔法瓶のお茶を出してみると、歩いているうちに冷えてしまっていた。
幸い、妹の魔法瓶は保温ケースのおかげでお茶が暖かかったので分けてもらった。
デザートのリンゴなどもあったのだけど、とてもそこで座り続ける気持ちにならないくらい風が強く寒いので、おむすびを食べたらさっさと下山をした。
途中お弁当らしき包みを持った老齢のご夫婦とすれ違ったので、"頂上はとっても寒いですよ"と一応告げておいた。
あんな思いをするのは私たちだけで充分だ~。
長者ヶ森の手前までてくてく歩いて行くとまた別のハイキング装備のご夫婦に出会い、"どこまで行かれましたか"と尋ねられたので、"私たちは展望台から歩いてきて、そこの北山に登って帰るところです。"と答えた。
ご夫婦は展望台で"長者ヶ森のパーキングエリアまで行って歩いたほうがいいですよ"とガイドの人にアドバイスを受けたということだった。
お互いに声を掛け合って別れた後、私たちも次回はそうしようねと話した。
帰りは行きとは違うルートを歩く。
さっきまでの薄暗さがうそのように雲が引き、空は再び明るくなった。
風も少し弱まり、おひさまのおかげでぽかぽか・・・このあたりでごはんにすればよかったねえと二人で苦笑した。
妹は、前回歩いたコースを復習したかったようなのだがその時はたくさんの人が歩いていてついていくだけだったため、ルートがなかなか思いだせなかったようだ。
でも、最後は歩こうと思っていたコースに戻れたようだった。
今度は道路に沿って散策路が続き、時折バイクの集団が勢い良く通り過ぎる光景も見ることができた。
だんだんとゴール地点の展望台が近付いてくると、やっぱりなんだかほっとした。
運悪く団体客がいて、大勢の人の見守る中でのゴールとなってしまった。
行く前にご当地ソフトクリームのことが気にかかっていたので、体も温かくなっていなので食べてみることにした。
妹は秋芳なし味、私が夏みかん味。ともに350円
結果・・・秋芳なしのほうがおいしかった。
秋吉台に行く機会がある人は、ぜひ秋芳なしソフトクリームを食してください。
食べていると、案の定寒くなった。
お土産屋の壁際で猫が気持ちよさそうに日向ぼっこしていた。
こっちはソフトクリームでちょっと寒くなっているのになあ。
あまりに汗をかいたので、車で1分ほどの道の駅おふくで温泉に入った。
ここは、青海島へダイビングに行った帰りによく立ち寄る温泉で、大きな畳の休憩所がある。
風呂上がりここでちょっと休憩して、先ほど食べ損ねたデザートをゆっくり楽しんだ。
全行程2時間強。
思ったよりは歩いてなかった・・・^^;
次回はもっと景色のいいところを歩こうねと約束をして、家路についた。
「大丈夫」
WORDS & MUSIC BY 斉藤和義・寺田創一、PLAY BY 斉藤和義





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