ルネスホールでのUSBライブの翌日。
せっかく知らない街へ来たので、最近、恒例になりつつあるお散歩へ。
新幹線を降りると真っ先に駅の観光案内所に行って、街の地図をもらう。
ライブの翌朝、ベッドでどこへ行こうか思案するのがちょっとした楽しみなんだな。
岡山の街は、かなり都会だけどちょっと懐かしい感じがする。
新しいビルと古いビルが混在して建っていて、すごくきれいなんだけどどこか古い感じも残っている。
そういうのを見ながら、ウィンドウショッピングしよう!・・・と、前夜は決めていた。
でも、朝起きたらなんだか人の多い街中には行きたくなくなっていたんだよね。
観光地図に写真が載っている神社がとても気になってしまって、結局、街とは逆の方向へ行くことに決定。
行き先は、吉備津彦神社と吉備津神社。
とりあえず、岡山駅に向かい、目的の駅へ行く電車の発車時刻を確認。
30分以上待ち時間があるので、パン屋さんで朝食。
その時間を利用して、昨夜お世話になった素敵な雄大ファンの方へお礼とこれから行く場所についての報告メールを送った。
そしたら、昼間は電車の本数が少ないということと、吉備津神社は最近屋根の葺き替えをしたらしいという情報を教えてくださった。
おかげで、事前に帰りの電車時刻を調べておくことが出来て助かった。
ありがとうございました!
総社市というところが最終駅の吉備線に乗り込み、備前一宮駅を目指す。
単線の電車は結構ゆっくり進む。
のどかな風景は、山口線の景色に似ている気がしてきた。
同じ中国地方なのでほとんど変わりがないってことなのかなあ・・・なんてことをぼんやり考えた。
2両しかない電車はワンマンカーなので、停車したとき降りるのは1両目の前の入り口。
電車内にそう書いてあることを見落としていて、危うく乗り過ごすところだった。
14分ほど電車に揺られると目的の備前一宮駅に到着。
観光地図によると、2つ目の目的地である吉備津神社は自転車で15分。
無人駅を出るとすぐ右にレンタサイクル店があった。
おばちゃんに徒歩だとどのくらいか聞くと30分はかかると言われ、ちょっと考えて自転車を借りることにした。
2時間400円。
なかなか手ごろな時間とお値段ではないか。
おばちゃんは丁寧に吉備津彦神社と吉備津神社への道を教えてくれた。
自転車用の地図も手渡してくれた。
まずは、吉備津彦神社へゴ~♪・・・とちょっと鼻歌まじりで自転車に飛び乗るも、あっという間に到着^^;
そういや、観光地図にも自転車で3分って書いてあったっけ。
実は私は、神社が結構好きなんだな。
語れるほどの知識はないのだけど、なんとなくその関係の本を読んだりしている。
もともと、子供の頃から考古学や歴史に興味があったりした。
私は特定の宗教を信仰していないけど、神様はいるんじゃないかなあと子供の頃から思っている。
その思いがどこから発生しているのかちょっと考えたことがあって、やっぱりそれは日本に根付いている神道の考え方から来ているような気がするんだよね。
それに、ライアル・ワトソンという学者の書いた本で人間が聖地と決めて教会やお寺、神社などを建てた場所は、元々動物たちが何もない場所でリラックスしている姿を見て、何かあるに違いない!ということから建てたので、人間もその場所に行くと落ち着いて安心できるらしい・・・という話を読んだことがあって、なんとなく信じてしまったのよね。
霊感なんて私にはないようだけど、直感は信じる。
"あそこへ行くと何かよからぬことが起きそうだ"とか"あそこへ行くと何かいいことがありそうだ"というのを信じて行動しております。
それで、今回は吉備津彦神社と吉備津神社に気持ちが向いたってワケなのさ~♪
ああ、前置きが長くなった^^;
岡山と言えば、桃太郎。
吉備津彦神社は、その桃太郎の話の元となったと言われている歴史上の出来事で鬼退治した吉備津彦命が祭られている神社らしい。
日本神道の神の一人なんだそうだ。
2番目に行く予定の吉備津神社もそういった関係の神様が祭られている神社らしい。
自転車を押して、鳥居をくぐる。
左手に大きな池があり、自転車を止めて覗き込むと亀が甲羅干しをしていた。
面白いので写真に収めようとしたら、彼らは気配を感じて水中に隠れてしまった。
えええっ、亀って人の気配が分かるのね~!!びっくりした。
ちょっと静かに待っていたら、水中から顔が覗いて・・・様子を伺っていたらしい^^;
なんともはやはや。
細かいことはぜんぜん分からないけど、とっても静かだし、境内はとてもきれいで神社の建物は質素だけどどっしりした感じがする。
ちょっと恥ずかしいけど、作法にのっとって、二拝二拍手一拝。
音を立てずに手をたたくのは葬儀の際の礼儀だそうで、ぱんっぱんっと音を立てたほうがいいらしいですぞ。
平日なので人も少なく、ぼんやり境内を散策。
ちょっと寒いけど、なんだかとっても気持ちがいい。
普段は絶対寄り付かないような山道のような参道も、るんるん気分で登ってみた。
桜はまだ1部咲きといったところか。
でもなんだかとっても楽しい気分。
思ったより狭かったので、早々に次の目的地を目指す。
自転車道があるのでそこをつかってねとおばさんが言っていたので、畑の中に作られた自転車専用道を走る。
が、向かい風が強くなかなか前へ進まない~。
こんなことで目的地に到着するのかいな・・・と思いながら立ちこぎ。
風は強いけど、空は青くて白い雲がのどかに浮かんでいる。
いろんな春の匂いもそこはかとなく漂っている。
な~んか、こののんびりした感じがいいなあ。
果てしなく続いているように感じた自転車道が終わる頃、目的地の神社の屋根が見えた!
ああ、あそこだっ!
しかし、自転車道の終わりは、結構勾配のきつい上り坂だったのよね~。
立ちこぎでも太刀打ちできないので、自転車を降りて押した。
自動車も通る生活道をもう少し走ると、吉備津神社の鳥居が見えた。
こちらの神社はかなり大きいぞ。
雰囲気としては、出雲の神社のようだ。
山口県にある神社とは、なんかちょっと雰囲気が違う。
私の知ってる神社はいつ行っても人が多くて、建物もなんだか少しだけきらびやかなような気がする。
何が違うんだろう・・・帰ったらちょっと調べてみよう。
駐車場が広くて、お土産屋も結構大きいところを見ると、休日には割りと多くの人が来るんだろうな。
手水舎(ちょうずや)で手と口を清めて階段を上る。
広いけど割りと急な階段の上にはどっしりした門があり、その向こうが見えない。
やっとこさ上って門をくぐると左手奥に広い空間が広がっていた。
まずは、目の前にある神殿で先ほどと同じように参拝して、広い空間へ移動し、振り返ると・・・"ああ、この屋根か~"
雄大ファンの方が教えてくれた葺き替えが最近終わった屋根が見えた。
ものすごく立派な屋根。
そりゃ、葺き替えもおおごとだよなあ。
何かパンフレットはないものかとお守りが並ぶ場所へ行ってみると、なんと50円で売っていた。
あらら~。
とりあえず買わずにおみくじを引いてみることに。
結果は"吉"
運勢は、雪解けでようやく草木の芽がでて春が訪れる・・・と書いてある。
これから徐々に状況が好転するんだって。
なんかねえ。神様って本当にいるのかもしれないなって思ってしまった。
おみくじに書かれていることは、なんとなく自分が予感していたものを的確に表現してあるように感じたんだよね。
この気持ちを忘れないようにと思って、おみくじはもって帰った。
ちょっと疲れたので、境内のベンチに座って、お茶を飲む。
キオスクで買ったチョコレートもまだあったので、ひとかけらかじる。
青い空に向かってそびえ立つ(そう見えたんだよね)屋根をぼんやり見ていると、なんだかすごく落ち着く。
一息ついて境内を探検。
軽い気持ちで歩き始めたんだけど・・・実はかなり広い神社で、一回りする頃にはぜいぜい言ってしまった。
だけど、広い境内にはほとんど人がいなくて、でも、寂しくもなく、なんとなくうきうき散歩できてしまった。
なが~い廊下や、きつい参道も。
ライアル・ワトソン先生の言うことは本当なのかもしれないねえ。
何かの気配を感じるというわけではないけど、なんとなく心の中が無になるというか・・・そんな心境だったな。
長い廊下から、左手に枝垂桜が見えた。
これは結構花が咲いていて、今回の散歩中一番きれいに咲いていた。
ぱちりぱちりと携帯で写真を撮っていたけど、なんだかそれでは説明できそうにないなと感じて、最初に立ち寄ったところでちょっとした写真集を買って帰った。
廊下から見えた枝垂桜を撮影して振り返ると、間じかで見た大きな屋根が森の中から覗いているように見えたので、最後にもう一枚ぱちり。
時計を見ると、結構いい時間になっていたので、帰ることにする。
同じ道を戻るのだけど、行きと違って追い風。
でるでるスピードが。
あっという間に吉備津彦神社まで戻っちゃった。
さっき気になった御茶屋で、あったかいぜんざいを食す。
電車が気になったので、お店の写真を撮り忘れ、名前も見忘れてしまった^^;
お店の中からは、最初に見た亀の池の反対側にある鶴の池が見えた。
そこにいたのは鴨だったけど。
ご近所の人らしき人が数人ばらばらとやってきて、高校野球の話を始めた。
なんかちょっとNHKの朝ドラのよう。
くすっと笑ってしまった。
それから、すぐにお店を出て駅に向かった。
レンタサイクル店では、おばちゃんではなくおじちゃんが店番をしていて、お疲れ様~と声をかけてくれた。
電車を待つ間に調べたら、岡山駅に戻ってすぐ新幹線に乗れそうなことが分かる。
これから街中に戻って、駅ビルあたりを散策しようと考えていたのだけど、結構な運動量で疲れてしまったので帰ることにした。
案の定、帰りの新幹線では爆睡^^;
ちょっと疲れていて、それでマイナスイオンを無意識に求めていたのかもね。
「STARSHINE」
MUSIC BY 木村万作、PLAY BY USB(鈴木雄大、吉池千秋、木村万作)


slanさんのまなざしをお借りして、私も散策させていただきました~♪
☆☆☆私、slanさんの紀行文も大好きなんです☆☆☆
今回は、また特別に楽しかったです。「知っているのに、見知らぬ場所みたい…」
このふしぎな感覚がたまらないっ!!
普段の生活では、なかなか難しいけれど“直感で行き先を決める”って、
実はすごくたいせつなことなのかもしれませんね。
投稿: Riko | 2009-03-29 (19:51)
3/26~28研修で岡山でした(爆)
私が利用したのは津山線でしたが・・・・
大したことないんだけど、なんとなく偶然、
あ~・・・次の日岡山駅にいたのね・・・
前日28日の午後の新幹線で九州へ
お土産はやっぱりぎびだんご!
投稿: ゆみ | 2009-04-05 (14:00)
>Rikoさんへ
紀行文だなんて^^;
そんな立派なものではありませんが、そう言っていただけるのはとても光栄です。
いつか本格的なものが書けたらいいなあと思います。
いつもはその場所にいない人の視点で見た自分の生活の場って面白いですよね。
何の変哲もない風景が、その人には素敵なものに見えているというそのギャップを聞くのが私も好きです^^
投稿: 安井文@管理人 | 2009-04-12 (13:38)
>ゆみさん
えええっ!!
そうだったんですか??
これはすごいニアミスですねえ。
まじめな話しいつか実は映画館の隣の席だった。。。ってことが起きても不思議じゃないかも^^
私もお土産はきびだんごでした。
"家来になれとは言いませんけど。。。"と言いながら配ったら、やけにおじさんに受けてました。
投稿: 安井文@管理人 | 2009-04-12 (13:40)