高校2・3年生の時、ブラスバンドでトランペットを吹いていた。
同級生でものすごくかっこいいトランペット吹きがいて彼と一緒に吹いてみたいと思ったのがその理由。
彼はブラスバンドが盛んな別の高校へ行くと思っていたら、なんと、初心者しかいないブラスバンド部しかない私と同じ高校へ進学してきた。
1年のときは躊躇したけれど、2年になったときとうとう我慢し切れず、ブラスバンド部へ入部した。
憧れの同級生に基礎からトランペットを習うことになり、毎日うれしいやら緊張するやら・・・今考えるとかなり幸福な時間を持っていたよなあ。
中学生のとき、彼のトランペット(正確にはフリューゲルホーン)をはじめて聴いてその音に惚れてから、面識のない彼のところへ行ってどんな音楽を聴いているのかとしつこく聞いた。彼は結構親切な人で、いろんな音楽を教えてくれたんだよなあ~。
彼はとても厳しく、基本練習をサボると口もきいてくれず、反省して頭を下げたこともあった。
私の人生で一番最初に接した本物のミュージシャンだった。
その同級生は今プロとして活動している。
彼から借りたカセットの中にSPECTRUM(スペクトラム)というバンドがあった。
このバンドのことは小学生のときから知っていたけれど、きちんと聴いたことはなかった。
今でこそ、トランペットやトロンボーンのようなブラスセクションのあるロック系のバンドは普通に受け入れられているけれど、SPECTRUMは私が小学生の時、すでに東京スカパラダイスオーケストラのような編成で活動していた。
もっとも早すぎて時代に受け入れられなかったんだけど。
EARTH WIND & FIREを模した衣装を身に付け、ギターやベースはおろか、トランペットやトロンボーンまでまわすというパフォーマンスをしていた!
私が一番影響を受けたベーシスト、渡辺直樹さんもこのバンドに所属していた。
渡辺さんの歌とベースの音は聴くとすぐ分かる。
そのくらいはまっていた。(ちなみに、彼の同級生のトランペットの音も、今でも聴き分けられる。)
歌と同じで、聴き続けていればどんな楽器も自分の好きなミュージシャンの音は聴き分けられるようになるもんなんだよね。
街のどこかで偶然耳にしたりすると、どえらいうれしい!
彼らのデビューアルバム『SPECTRUM』のトップを飾る「ACT SHOW」はよく耳コピをした。
トランペットを吹いていたときはトランペットパートを、ベースを弾き始めの頃はベースパートを。
細かい音の連続で、完全コピーするのもかなり時間がかかったけど、レコードと同じテンポでメロディーやベースラインを吹けたり弾けたりしたときの喜びは筆舌に尽くしがたい。
なんかちょっと自分がかっこいいなって思ったりしますな。
そういう時間は、練習しているという感覚がなくって、音で遊んでいるという感覚に近いかもしれない。
結局トランペットは高校2年間だけで続けられなかったけど、あれは楽しい体験だった。
卒業までにはちょっとしたソロパートも吹かせてもらった。
同級生は厳しかったけど、その後の音楽に繋がったと思うので、感謝してる。
彼が在籍するバンドはBoogie Houseにもやってきたことがあった。
結構泥臭くて、かっこいいんだぜ!
ステージの上で音で遊んでるミュージシャンたちを見ているとこっちまで楽しくなってくる。
だからライブ通いはやめられない。
「ACT SHOW」はとても好きな曲の一つで、今でも聴くと踊りたくなっちゃう。
「ACT SHOW」
WORD BY 宮下康仁、MUSIC & PLAY BY SPECTRUM




スペクトラム、わ~~、懐かしい(涙9
もう20年、いや30年近く前のことだと・・
な~んて書くと、長く生きてるのね(爆)
フュージョン、ジャズとかテクノ、邦楽、洋楽、クラシック、
10代~20代と、あれだけ好きな音楽だったけど、
その方面は聴くだけだったのでした^^
中学時代のお話、すごく素敵!
原点だ原点!!!
と、お昼休みをとっくに過ぎているのに・・
ついつい寄り道している私・・・・
投稿情報: ゆみ | 2009-02-14 14:28
>ゆみさん
あはは、いた~っ!
スペクトラムが分かる人っ!!
ほんっと、すっごく前の人たちですよねえ^^;
中学のときの話は私の宝物です♪
そっか~、きっとそこが原点なんですねえ・・・。
自分では見落としてたわ。
忙しいのに寄り道ありがとうございました^^
投稿情報: 安井文@管理人 | 2009-02-14 23:19