関西ローカルで木曜日の深夜、妙な番組が放送されている。
関西テレビの『タナゴコロータス~レンコンの穴から見える明日の幸せ~』
レギュラー出演者は、武田真治(!)とりょう。
ドラマのような・・・そうでないような・・・。
妙なノリと微妙に知的なセリフ運びにひそかに嵌っていたりする。
素敵なめぐりあわせでお友達になった関西の友人にお願いして、2週間に1回届けてもらっている。
(本当にありがたいことです。東に足を向けては寝られませぬ・・・涙)
森の中にあるタナゴコロータスという図書館で、半年くらい前に新規採用されたらしい司書の田中五郎(武田真治)と足吉さわ子(りょう)が働いている。
田中五郎は受付嬢の晴美ちゃん(誰かは不明)との恋愛に夢中で、無駄口ばかり叩いてちっとも仕事をしない。
そのせいで、足吉さわ子は毎日残業につき合わされている。
館長(誰かは不明)は、そんな状態を見かねてか、定期的に新しい司書の面接を行っている。
面接には五郎とさわ子も参加しているのだけど、なかなか司書は決まらない。
というのが主な設定。
番組は、武田真治とりょうの2人芝居と面接に来たゲストに質問をするコーナーとで構成されている。
面接後は、再び2人芝居に戻り、エンディングテロップでゲストに合否が伝えられる。
ゲストはゴールデンタイムでよく見かける芸人やタレントか、マニアックに人気のあるアーティストかのどちらかというパターン。
だいたい回をおいて2回登場するのが常らしい。
レギュラーの2人のショットはおそらく別撮り・・・回によっては、その場にいる可能性もあるけれど、少なくとも面接開始時と終了時は第1話から同じものが使われていると思われる。
質問内容はゲストによってまちまちだけど、芸人の場合は最初から笑いを要求されているらしく、観客がいない分やりにくそうである。(結構スベってる)
アーティストの場合は、しゃべりのうまい人は笑いも取っているけど、真面目一辺倒の人はちょっとかわいそうな感じ。
(ちなみに笑っているのは、収録に立ち会っているスタッフと思われる。)
面白いのは2人芝居の部分。
シチュエーションコメディーと呼ばれる形式らしい。
日本ではあまりなじみのない言葉だけど、日本では外国製のものが結構放送されている。
去年映画がヒットした「セックス・アンド・ザ・シティ」もそうだし、NHKで放送されていた「ファミリータイズ」や「フルハウス」もその中に入る。
日本製のものはほとんどなく、おそらく三谷幸喜さんが演出した「HR」くらいじゃないかな。
「ファミリータイズ」や「フルハウス」はすごく好きで、よく見ていたんだよなあ。
「HR」は、舞台形式(つまり、編集なし)で役者に演技をさせていて、役者たちがあたふた演技していた印象があり、あまり私は嵌れなかった。
この番組は厳密な意味ではシチュエーションコメディーと言えないかもしれないけど、2人芝居の部分に関しては完全にその形式に嵌っていると思う。
図書館が舞台なので、毎回なんらかの小説から、印象的な一文が引用される。
テーマが先なのか小説選びが先なのかは分からないけれど、その2つをうまく結びつけて話を広げている。
脚本家は毎回大変だろうなあ。
でも、いい仕事していると思う。
大変だろうけど、楽しそうだ。
知ってる小説が引用されると、"なるほどそうきたか~"とうならされたり、"そういう解釈も出来るか~!"と目からうろこが落ちたりする。
知らない小説が引用されると、"へえ~面白そうじゃん"と思わず読書欲をそそられたりする。
本好きにはたまらないネタふりが満載である。
役者2人は、きっちり台本どおりに演じていると思われる。
アドリブはほとんどないはず。
そりゃもちろん、流れで演技するのだから、微妙にアドリブは取り入れられているだろけどね。
武田君もりょうさんも、役者としてはうまい人なので、役作りにしても掛け合いにしても安心してみていられる。
小説のあらすじや引用されている部分に関する個人的な見解をどちらかがさらっと喋ったり、簡易な表現をむずかしい漢字表現に言い直したり・・・とにかく言葉遊びやなぞかけ風のセリフがすらすらと2人の口から語られるので、耳がものすごく喜ぶ。ああ、"日本語でしゃべってる~(涙)"って感じ。
近頃はアドリブだけの笑いがあふれてて、会話も単語のみでつなげられるようなものが平気でTV内で繰り広げられているので、私は少々うんざりしていた。
この番組みたいにきっちり計算された笑いとセリフを久しぶりに見て、"これがプロの仕事なんだよ~"と拍手を送ってしまう。
(面接部分はもう少し何とかしたほうがいいと思うけどね。)
最初に書いたとおり、残念ながら関西ローカル。
しかし、収録は東京で行われているという話。
だったら、何とか全国放送してくれない??
"タナゴコロ"とタイトルについた番組はどうやらシリーズ化しているらしく、この番組の前に放送されていた『タナゴコロッジ』というのも面白かったらしい。
土屋アンナちゃんや村上淳氏、佐藤江梨子ちゃんがレギュラーだったらしい。
ああ、それも見たかったな~。
せめて、DVD化してほしい!!
音楽もかっこいい。
ブラスロックなナンバーがそこかしこにちりばめられていて、最高にご機嫌になるのだ。
オープニングでは、田中五郎と足吉さわ子のちょっとエロティックでおしゃれなステップもチラッと見られる。
『タナゴコロッジ』は、ピストルバルブが担当していたと確認できたのだけど、こちらのほうはどうやらそうらしい・・・程度の情報しか転がっていなかったので、未確認。(情報がほしいところである)
YouTubeにいくつか動画がアップされているようなので、興味のある方はぜひ田中五郎と足吉さわ子の妙な会話を楽しんでみてくだされ。
「森の湖畔の図書館は」はタナゴコロータスの図書館司書募集CMのテーマソング(笑)
「森の湖畔の図書館は」
WORDS & MUSIC & PLAY BY --sorry unkown--



はじめてコメさせて頂きます。
ネット上をうろうろしていたら、こちらにたどり着きました。
タナゴコロータスはYouTubeでしか見たことがないのですが
エンディングで確かに番組テーマ曲『ピストルバルブ』とありました。
ただ、タイトルが読めなかった…
ピストルバルブらしき曲はよく耳にしていたのだけれど
名前が分からなくて気になっていたんですよね~。
でも、今回知ることが出来てさっそくアルバムを買いました(^-^)
投稿情報: 蒼 | 2009-01-23 13:22
>蒼さん
ようこそいらっしゃいました^^
そして、貴重な情報をどうもありがとうございます。
蒼さんのご指摘をいただきまして、DVD確認しましたら確かに書いてありました!
どうやら見落としていたようです・・・^^;
私も今日早速、アルバムを注文しました。
楽しみです^^
よろしかったらまたお越しください。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2009-01-25 14:28