世の中のすべては流れ続けていて、決してとどまることはない。
公園の中に立てられた彫像でも、四季の風にさらされ少しずつ変化する。
人間の命も・・・もちろん、その中に宿っている心や思考も・・・今が最高というところでとどまることはない。
過ぎ去ったものを忘れることは決して出来ない。
それは記憶から消え去ったように見えても自分の中のどこかに深くしまいこまれていてふとすると表に出て来る。
その都度懐かしかったり、うれしかったり、悲しかったり、つらかったり・・・・。
繰り返される毎日の中で、時々そんなことが起きたりする。
音楽、絵、映画、誰かが書いた文章あるいは誰かが発した言葉・・・またはそれらの表現そのものをした人物。
そんなものが自分の中を通り過ぎてゆく。
何も感じることがなく過ぎ去ってゆくものもあれば、私の中の何かと共鳴して残るものがある。
その中でも時が来れば去っていくものもあれば、今もずっと私の中で残り続けているものもある。
しまいこまれた記憶の扉をしつこく叩くものもある。
感情は、そういったものが繰り返されるから起こるんじゃないかと最近思うことがある。
その感情でさえも流れるままに変わってゆくんだ。
そして、その先は・・・その先には何が待っているんだろう。
そこに私は漠然とした希望を感じる。
その希望を感じる間は、まだまだこの世界で自分が生きていることに意味があるような気がする。
過ぎ去ったものたちを懐かしむのはとても簡単な行為で、そうしているととても暖かい感じがしていつまでも留まっていたいような気もするけれど、私は自発的にそうすることはしないことにした。
どんなに辛そうに見えても前に進むことがなんだかいいことのような気がする。
・・・ちょっと風邪気味で、そんなこと考えてしまった。
三連休の最後の日。
「小さな花」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY SHERBETS




昔はとにかく何でもよく頭に残っていて、
記憶マシーンを自認していた私ですが
(その割に小学校では忘れ物番付上位に常にランクイン??)、
馬齢を重ね、覚えていて然るべきことどもなどもどうしても思い出せないことが頻繁になってきました。
カレー鍋の中でもはや形が見えなくなった玉ねぎのように、オレの中の栄養分になっているのさ、
とうそぶきつつも、
あの人のあの言葉を思い出すのです。
「忘れようとしても思い出せないのダ」
(○○○○のパパ)
投稿情報: むねお | 2008-11-04 06:11
>むねおさん
>カレー鍋の中でもはや形が見えなくなった玉ねぎのように、オレの中の栄養分になっているのさ、
名言なり!
パパの言葉より、響きましたよ~^^
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-11-04 11:45
自分に当てはめてフンフンとほぼ納得しながら拝読しました。
どうでもいいことを覚えているのが得意な私は
この間同窓会では大変重宝されました。
たまには役に立つ事もあって嬉しいです。
むねおさんのカレー鍋発言、いいですね。
投稿情報: 黄色の道化師 | 2008-11-05 05:42
一回り上の姉が、読んだ本の内容を覚えてないというのを不思議に思ってたはずなのに、このごろ、登場人物の名や肝心なストーリーまでも、霧の中(カレーの中?)だったりするのであります。
カレーは、だって、その前々日の晩から朝晩食ってましたから(自作)。。2日目以降はコクどころか細菌増殖との脅しをテレビで見たのでガンガン火を入れて、細菌の死体だらけになったヤツを食い終えた朝でした。
投稿情報: むねお | 2008-11-05 21:06
>黄色の道化師さん
どうでもいいことって、すぐ思い出せちゃうんだよねえ、私も^^;
同窓会かあ・・・最後に行ったのはいつだったか・・・。
カレー名言ですよね~^^
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-11-10 18:16
>むねおさん
ますます詩的になっているじゃあ~りませんか^^
私にはないものだ!
自作のカレーぜひ食してみたいです。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-11-10 18:18