武田真治君のインタビューが音楽専門誌「SAX&BRASS Magazine」に掲載されているという情報を仕入れたので、本屋に立ち読みに行った。
表紙の武田君がどえらいかっこいいので、ほしいと思いつつも専門誌はお値段が高いので、インタビューの内容を読んでから決めようと立ち読みに行った。
しかし、これがすごく面白いものだったので全部読む前にレジに持って行った。
インタビューは"この人ってサックスが、音楽が、本当に好きなんだなあ"とストレートに伝わる内容。
これほど専門的にサックスや音楽について語っているインタビューは初めて読んだ。
そして、昔読んだインタビューで言っていたことと変わらないことを語っていて、この人は一本筋が通ってるよなあと改めて惚れ直してしまったのさ。
THE CHECKERSの藤井尚之さんに憧れてサックスを始めた話はいろいろなところでしていて知っていたが、中学生の頃から専門書を読んで音楽理論を調べたり、音の出し方も自分で探し出したりしていたらしい。
彼の音の出し方は初めて聴いたとき、"タンギングが甘くて音がバリバリだなあ"と思って、これはうまいのか下手なのか???ものすごく不思議で謎だった。
いわゆるサックスの音とはかなり違って、とんがっていてひずんだギターの音に似ている。
でも、それが彼の持ち味だったんだな。
武田真治名義のアルバムは2枚出ているが、かれこれ13年位前。
この頃2回ほどコンサートツアーもやっていて、私も行ったんだよなあ。
申し訳ないけど、当時は彼のサックスのうまさやすごさがわかっていなかったと思う。
その頃はTHE CHECKERSに傾倒していた時期だったので、その延長で武田真治君の音楽を聴いていた・・・多分。
私が聴いていた頃のTHE CHEKCERSはセルフプロデュースの時期に入っていて、R&B色が強かった。
(本来の彼らのサウンドに戻っていたと言うべきかな)
THE CHECKERSはライブがとても楽しくて、ライブは踊ってなんぼだなと教えてくれた。
武田君の音楽もそれに近くて、コンサートツアーもご機嫌で楽しかった。
ジャズのビックバンドみたいな編成で、ビシッとスーツで決めてサックスを吹く武田君はめちゃめちゃかっこよかったんだよなあ。
その後、Blanky Jet City(以後BJC)を聴いて衝撃を受け、実は爆音系ロックが好きみたいだと気がついて、日本のロックを聴くようになった。
直接の引き金ははじめていったBJCのライブだったけど。
そういうサウンドにはブラス系の楽器が編成されることがほとんどない上にTHE CHECKERSとはまるで質の違うライブなので、武田君のアルバムも聴かなくなっていた。THE CHECKERSも解散していたし。
やがてBJCも解散して、メンバーそれぞれが独自の活動を始めたので、それらの情報を仕入れては追っていた時期にまた武田君のサックスを聴くことになった。
ドラムスの中村達也氏のLOSALIOSに武田君が参加するようになったのだ。
それももかれこれ8年位前のことだなあ。
その後3枚のアルバムに武田真治君の名前がクレジットされる。
私がBJCの音楽に興味を持つきっかけが武田君だったので、LOSALIOSのライブで彼の姿を見たときは感無量というか・・・妙にテンションがあがった。
LOSALIOSというバンドは、元々中村達也氏が青山のとあるクラブで週末にセッションを繰り返していて、その中から生まれたユニット。
つまり、元々フリーセッションから始まっているバンドなので、アルバムも曲によって達也氏以外のメンバーが流動的に変わる。そのライブツアーメンバーの中に武田君がいるというのは正直驚いた。
フリーセッションに参加するには、かなりのレベルの技術が要求される。
半端な技術では他のメンバーに消されてしまいかねない。
申し訳ないけど、武田君がそれほどの技術を持っているとは思いもよらなかったのだ。
つらつらと武田真治君のサックスにまつわる思い出を書いてしまったけど、雑誌のインタビューを読んでいたら、思い出したんだよね。つらつらっと。
最後に武田君のサックスを聴いたLOSALIOSのライブのとき、彼はなんとなく影が薄かった。
やっぱり技術的に無理してるんだろうかなんてあの時は単純に思っていた。
でも、実はそうじゃなかったのかもしれない。
ジャムセッションで演奏するために自分の何がよくないのか・・・機材のこととか、技術のこととか・・・熱く語る武田君の言葉から、もしかしたら、あのバンドに参加したことでいろいろ分かったのかなと・・・そんな風に思った。
LOSALIOSは今でも聴いていてライブにも行くが、今は武田君がいた頃とはまた違った雰囲気のバンドになっている。
その後、武田君は忌野清志郎さん率いるラフィータフィーに参加しているということを聴いたが、なんとなくこのバンドは未だに聴いた事がない。
その後は、自分でバンドを立ち上げて今でも活動しているのだが、いわゆるクラブ系の音楽をやっているらしい。そっち方面はどちらかというと苦手・・・な私。
そんなわけで、最新の武田サウンドは体験したことがないが、インタビューを読んで久々に彼のサックスを聴きたくなったので、デビューアルバム『S』を引っ張り出してローテーションしている。
あの頃は、ただ聴いていただけだったけど、今聴くとスタジオ録音なんだけど、ライブみたいな感じがして、凄く熱い!
よく聴いていたあの頃から好きな音楽の幅が広がったからなんだろうけど、ものすごくかっこいいなと。
バリバリいって尖がってる武田君のサックスとギターが競い合っているような部分もあって"うおっすごっ!"っと朝から車の中でハイテンションになっちまった。
ああ、今、生で聴いたら大興奮だろうなあ。
インタビューの最後に武田君は"とにかく続けることが大切"と語っている。
そう、そうなんだよなあ・・・でも、それが一番むずかしい。
「BLOW UP」
MUSIC BY 武田真治 Arrangement 武内亨、武田真治、 PLAY BY 武田真治




武田真治、昨日だったかのアサデスに出てましたね!
ところで今回のタイトルに触発されてレビュー書いてみました^^
投稿情報: むねお | 2008-09-19 22:03
>むねおさん
出てましたね~^^
でも、あの番組、レギュラー陣がしゃべりすぎです。
武田君は「エリザベート」の宣伝しないといけないからしゃべろうとしてるのに誰も黙らないのでおろおろしてました^^;
裏番組の「ももち浜ストア」ではいい味出してましたけどね♪
レビュー読ませてもらいました。
おもしろそうですね!
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-09-19 22:40