オフコースのことを思い出して書いたコラムに感想メールをいただきました。
その中でこの曲に出会ってびっくりというお話があったので、お返事の代わりに私が出会ったときの話を書こうと思います。
(お返事出せなくて申し訳ないです。)
「モルダウの流れ」は確か中学生あたりで音楽の授業で習った気がする。
割と好きな曲調だったので覚えているのだけど、はっきり好きだと自覚するほどではなかった。
しかし、斉藤和義さんのライブでこの曲を聴いたことで、この曲が好きな曲として私の記憶にはインプットされた。
私が斉藤和義さんのライブに足繁く通うようになったのはまだここ数年の話で、行き始めはまだすべてのアルバムを持っていなかった。
この曲が収録されている『俺たちのロックンロール』というアルバムもその中の1枚だった。
そんなわけで何も知らずにライブでいきなり体験した斉藤和義版「モルダウの流れ」は、ちょっとしたカルチャーショックを私に与えた。
記憶にある"モルダウ"は先生の演奏する生ピアノの伴奏でクラスみんなで歌ったものとNHKの「名曲アルバム」で耳にしたオーケストラで演奏したものくらいだ。
印象的なアコースティックギターのメロディーから始まる斉藤和義版「モルダウの流れ」は水の流れが寄せて返すようなメロディーから始まり、単調なエレキベースのラインがそれに重なる。
斉藤和義の歌は相変わらずやる気があるのかないのか分からないゆるゆるな感じだけど、規則正しいロックのリズムと力強いけど繊細な斉藤和義さんのギターが不思議な調和をかもし出していてなんだかすごく崇高な感じだった。
終わってから彼の奏でるギターの音が頭からしばらく離れなかった。
ライブが終わってから、すぐに『俺たちのロックンロール』を手に入れたことは言うまでもない。
斉藤和義というミュージシャンは「歌うたいのバラッド」で"歌うたい"という位置づけを不動にした人だと思うけれど、実は生粋のギタリストでもある。
私も実はギタリスト斉藤和義を認知しておらず、初めて行った彼のライブでそのギタープレイの美しさを目の当たりにしてすっかりギタリスト斉藤和義のファンになってしまった。
アルバムを聴いても彼の歌にばかり気をとられていたけれど、最近はギターの音に聞き惚れているくらいだ。
「みゅーじん」という音楽番組で彼のちょっとしたドキュメンタリーを見たけれど、その中のインタビューでギターは60本所有していると話していた。
四六時中ギターをいじっているらしく番組内で以前から行ってみたかったというアコースティックギターばかり扱っているお店に行って目をきらきらさせながら何本もてにとって音を出している姿が少年のようでほほえましかった。
『赤盤』というアルバムでは、サザンの「真夏の果実」や原田真二の「キャンディ」などをカバーしている。どんな曲でも自分の曲にしてしまう彼の音楽センスをぜひ体験してほしいところである。
そんな斉藤和義さんは今年デビュー15周年だという。
「モルダウの流れ」
WORDS BY 平井多美子、MUSIC BY Bedrich Smetana、PLAY BY 斉藤和義




「モルダウの流れ」って曲に歌詞がついているのにまずビックリしました。
クラッシックとしてのスメタナ作曲の「わが祖国」の中の「モルダウ(の流れ)」は、
私も好きな曲で小さな上流の流れから雄大な下流のモルダウ河の流れまでを
本当に優美に表現していて秀逸ですよね。
初めてプラハに行った時、カペル橋の上で大河を眺めながらヘッドフォンをして
この曲を大音量で聴いたときの感動を思い出しました。
さぞかし一般観光客からは奇異に映ったでしょうが・・・。
でも途中で何人かに「何してるの?」って訊かれて聴かせてあげたら
「It's a nice idea!」と褒めてもらいました。
斉藤氏のバージョン、面白そうだから今度聴いてみたいです。
投稿情報: 黄色の道化師 | 2008-06-06 20:55
>黄色の道化師さん
「モルダウの流れ」は高校の音楽教科書に載っていたので、私は歌曲だと思ってました。
「わが祖国」の中の「モルダウ」は結構テンポが速かったイメージがあります。
黄色の道化師さんのみたモルダウはどんな印象だったのかなあ。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-06-24 16:24
ここは是非気の利いたコメント付けたいところだったのですが・・・・仕事等でバタバタしていたのでスルーになってました。
ちゃんと読ませて頂いております^^
投稿情報: むねお | 2008-06-25 03:36
>むねおさん
わざわざありがとうございます!
お仕事大変そうですが、落ち着かれましたか^^
こちらこそお返事できずに申し訳ないです。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-07-03 09:11