さっきまでTVを見ていた。
TV東京の『名曲ベストヒット歌謡 1970年代スペシャル』という番組で、1970年代のヒット曲を歌謡曲・演歌、フォーク・ロックというカテゴリー別に1年毎のベスト3を映像や生演奏を交えて発表していく・・・だけの番組。
そういってしまえばおしまいだが、最近の歌番組には珍しくオーケストラの演奏にあわせて本人が歌うという企画がなかなかよろしい。もちろん、全員生出演というわけではなかったけどね。
個人的には長谷川きよし氏の「別れのサンバ」(これはすごい!聴くべし!!)と猫の「雪」が聴けてラッキーだった。
1年毎のベスト3はほとんどの曲を知ってはいるけれど、そんな時期の曲だったのかとうなるばかり。
そして数々のベスト3の最後を飾ったのは冷静に考えれば当たり前だったのだが、オフコースの「さよなら」だった。
絶対聴いて欲しいのでリンクしてしまった・・・長谷川きよし氏。
使用された映像は今ではDVD化された「1982・6・30 武道館コンサート」の映像だったわけなのさ。
何度もTVで流れたこの映像。
もちろん、リアルタイムで武道館に行ったわけではないけど、その後、全国展開されたフィルムコンサートで最寄の文化会館で見たことを昨日のことのように思い出す。
小田和正さんのアップの後どんな順番で映像が続くのかなぜか思い出すんだなあ。
改めてこのライブ音源を聴いて思ったのは、自分がオフコースサウンドに心底ほれてたんだなあということ。
だってね、ここで松尾さんの12弦ギターが入ってくるだの、鈴木さんのギターリフが聴こえ始めただのってほんの短いオンエアーだったってのにひとりで興奮しまくってしまったから。
そして、これから鈴木さんのギターソロだ!・・・ってところで映像は終わり。
えええええ~!!っっっっっと消化不良の私は、自室に戻り1つだけ手元にあるベスト盤CD『オフコース・ベスト 僕の贈もの/さよなら』を聴いているわけなのである。アルバムは鈴木康博氏在籍時までのものは全部持っているのだけど、LPレコードなんだな。
「さよなら」は一番最初に聴いたオフコースの曲で、鈴木さんのギターソロはとても好きで今でも口で歌えてしまう。(実はあまり好きな曲ではないけど。)
久しぶりに聴くオフコース。
当時流行りモノのレッテルを貼られた音楽だったけど、今でもまったく古臭く感じない。
ちゃんと"オフコース"の音がする。
手元にあるベストアルバムは、鈴木康博氏在籍の頃の音源のみが収録されている。
私が一番オフコースらしいと思えるぎりぎりのライン。
もちろん、小田和正氏の作り出すメロディーは今でも心に響くし、彼の歌声もあまり変わっていないと思うのだけど、私は"小田和正サウンド"が好きになれない。
だから、彼がセルフカバーしたオフコースの音源を私はいまだに全部聴くことが出来ない。
不意にTVから流れた「さよなら」
そこからは松尾さんのギターが、大間ジローさんの太鼓の音が、清水仁さんのベースラインが、なにより、鈴木康博さんのギターの音が聴こえた。
それがなんだかすごく胸に染みてしまった訳なんだな。
じゃあなんで、タイトルは「さよなら」ではなく「愛の終わる時」なのかってーと。
これは鈴木康博さんから小田和正さんへの別れの歌なんじゃないかという解釈をどこかで読んだことを思い出したから。
すでに小田和正サウンドに染まりかけていたオフコースサウンドの中で、特にギターサウンドが際立っているこの曲。
当時は何気なくかっこいい大人の曲だぜ!なんてほれぼれしながら聴いていたのに今夜はやけに染みてしまった。
どっぷりはまっていた頃は、小田さん~♪と騒いでいたのに、小田さんのソロにはどうしても耳が向かなかったのはなぜなのか。
今夜「さよなら」を聴いて、鈴木さんのギターが聴こえないからなのかもしれないと不意に思った。
そう思いながら聴くと余計に「愛の終わる時」の鈴木さんの声が染みる・・・。
(私が持っているベスト版はもう廃盤だった・・・)
「愛の終わる時」はなかったけど、こんなもの発見したので景気づけに。
「愛が終わる時」
WORDS & MUSIC BY 鈴木康博、PLAY BY オフコース



長谷川きよしさん、初めて聴きました。
ひとりで弾いているように思えない…。
しつこく2回聴いてしまいました。
景気付けの方も聴きましたー。
いやぁ、いいです。
ご多分に漏れず(?)多感な頃にオフコースの洗礼を受けているのですが、
当時持ってたLPに入っていて良く聴いてました。
その頃は「小田さんの声じゃないけどこの歌かっこいい」
なんて思ってたっけ(苦笑)
仰るように、いま聴いてもぜんぜん古臭くないですね。
もっと聴きたくなってきたので
もうしばらく、あちこちうろうろします^^;
投稿情報: さみごん | 2008-03-25 00:42
最初の2時間だけ録画して観ましたので
肝心のオフコースの部分は見てないんだけど
貴女のエッセイを読んでてオフコースの思い出がどわ~っと広がってきました。
実は「愛が終わる時」は私が鈴木氏作の中で一番好きな歌。
確か「さよなら」か「Yes-No」のシングルのB面だったよね?
最後の最後の鈴木氏のファルセットがフェイドアウトしていく所まで
いまだに完璧に歌えます。
この頃のオフコースは音楽性が極めて高かったので
今も色褪せずに聴けるんでしょうね。
同じ曲に共感しているのが個人的には笑えました。
長谷川きよし氏、渋いもんね。
あとはベタに「22才の別れ」と「喝采」が嬉しかった。
リンダはちょっと恐かったけど。(苦笑)
投稿情報: 黄色の道化師 | 2008-03-26 00:17
>さみごんさん
長谷川きよしさんすごいでしょ。
以前、生演奏を聴いたことがあります。
10年位前かなあ。
そのとき、Stingの「フラジャイル」を日本語で歌われて、とても好きな曲だったので思わず涙が落っこちました。
まるで昨日のことのように思い出します。
そのとき幸運なことに握手をしていただいたことがあります。
とてもやわらかくて暖かい手をお持ちの方でした^^
「一億の夜を越えて」は『We are』に収録されてましたね^^
私もかなりハードローテーションしましたねえ♪
当時は私もさみごんさん同様、小田さんに気を取られて、ほとんど意識しませんでしたが、私は鈴木さんのギターが好きだったようです。
細かいことを言ってしまいますが、計算されつくしたコード進行とギターとキーボードの音の配分がほどよいので古臭く感じないんじゃないかなって思いますね。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-03-30 21:28
>黄色の道化師さん
あはは、やっぱり見てたんですねえ~♪
よっぽど連絡しようかと思ったんですよ^^
「愛が終わる時」は「Yes-No」のB面でした。
ものすご~く熱烈なA面に比べとても大人でクールなB面ですよね。
当時そう思ったものです。
本当にオフコースは音楽性が高かったと思います。
当時、スコアを見たことがありますが、複雑なコード進行でピアノ譜はとても完コピできなかったですしね。
すごいバンドだったなあと・・・。
そうそう!「22才の別れ」で伊勢正三氏のエレキギターの腕前にびっくりしました。
かぐや姫でエレキってとこが(まあ、結構最近の映像ではあったようですが)ちょっとびっくりでしたが、なかなか味のあるギターで聴きほれてしまいました。(う~ん、ギターの話ばっかり^^;)
ちらっと石川鷹彦大先生も写りました!
私もリンダは怖かった。
何が彼女を駆り立てるのだろう^^;
投稿情報: 安井文@管理人 | 2008-03-30 21:38