映画『クローズZERO』に行ってきた。
観客はあまり映画館で見かけないタイプの人が多かったように感じる。
率直な感想。
あんなふけた高校生は日本中探してもいないんじゃないのかなあ。
画面からにおってきそうなほど男くさいタイプばっかり出てた。
期待の小栗旬は、主役の割にはキャラが弱くて見掛け倒しな感じがした。
もっとも、これはキャラ設定に問題があると思う。
それよりも山田孝之のほうが印象的で、キャラクターの背景なんかもきっちり表現してあったので彼のほうが強そうに見えた。
おそらく半分くらいは喧嘩のシーンなわけで。
全体の物語としては、"え~そんなわけないじゃん!"と思わず口に出してしまいそうなほど無理やりな展開の連続。
でもまあ、喧嘩シーンがメインの映画なんで、細かい突込みを入れるのは当初からしないことにした。
なんといきなりTHE STREET BEATSのライブシーンから始まる。
なんじゃこりゃ~と思わず口に出してしまった。
いや、見たくないというんじゃなくえええ、ここで見れちゃうのという感覚。
普段1回5000円程度のライブチケット代を払ってライブに行く私的には非常に幸運ではあった。
しかも、ラストも彼らのライブシーンで幕引きだったので、これはちょっと頼りすぎなんでは・・・とあきれてしまった。
それと浅井健一とThe Birthdayの曲がかかるシーンでは私的には画面が音楽に負けていたと思う。一番重要なシーンでこれらの曲がかからなかったのはよかった。
もしもかかってたら、あの大勢がもみくちゃになる乱闘シーンなんてほとんど覚えてなかったと思うからね。
しかし、浅井健一の「リトルリンダ」が流れるシーンで小栗旬と敵対するグループが暴走族でしかもライダースジャケットを身に着けた金髪リーゼントっぽいやつだったので、ここで浅井健一を持ってくるとは狙ったとしか私には思えなかった。(彼はかつてそんな格好してたもんだから・・・)
あとで、この2箇所は画面が弱いのでインパクトのある音楽を使ったのかと意地悪なことまで考えてしまった。
監督が三池さんなんで暴力シーンが多いのはしょうがないと思って行ってはいたが、『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』のように暴力シーンでしらけることはなかった。
『スキヤキ・・・』の暴力は鬼畜系の嬲り殺すのを楽しむタイプの暴力だったので、うんざりしてしまったが、こちらのは喧嘩なので見ていても割と爽快だ。
やけにカット割が細かいなあと思いながら、途中でああ、漫画のカット割を意識してるんだなと気がついてなかなか愉快に楽しめた。
それでも、長いのでしまいにゃ飽きてしまった。
で、最後まで見た感想としては・・・。
一番強いのはリンダマンじゃん!
浅井健一の「リトルリンダ」がリンダマンから来ているんじゃないかとどっかで読んだけど、それはおそらくない。(ちなみに私が連想したのは「リトルトリー」)
『クローズZERO』は「クローズ」というヤンキー漫画が原作なんだけど、漫画よりも前の話と言うことで"ZERO"なんだとか。
だから、原作に出てくるキャラクターはほとんど何もしないらしい。
リンダマンというキャラクターは原作に出てくるらしくやっぱり最強なんだとか。
そういうのをラストで匂わせているんだろうけど、それじゃあそれまでの小栗旬のがんばりは何だったの?と思ってしまった私である。
TV局が作った割には結構面白かった。
映画『クローズ ZERO』公式ホームページ
製作年度: 2007年
製作国: 日本
監督:三池崇史
原作:高橋ヒロシ
出演:小栗旬 、 やべきょうすけ 、 黒木メイサ 、 山田孝之 、 岸谷五朗 、 高岡蒼甫 、 岸谷吾朗
「ETERNAL ROCK'N' ROLL」
WORDS & MUSIC BY OKI、PLAY BY THE STREET BEATS




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