久々に本の話。
読書スピードは年々落ちていくのに読みたい本は加速度をあげて増えるばかり。
今は頭の上にある本をせっせと読んでいるんだけど、疲れるとなぜか本屋に入り浸る癖があるので立ち読みでさわりだけ読んではまた読みたい本が増えてしまう。
で、今日はそんな読み散らかしのかぎりなく新刊に近い本の話。
もしも読んだことのある方がいらっしゃったら感想などいただけると幸い。
数日前のこと。
いつものように足を踏み入れた本屋の店先で、ふと目にとまった本があった。
大体本屋の店先にはその店で売れてる本のベスト10だとか新刊だとかが並んでるもんで、私はいつも素通りするんだけどその日に限ってそこによって見る気になった。
それがこの本。
「まほろ駅前多田便利軒」
三浦しをん
単行本: 334ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/03)
ASIN: 4163246703
なんと直木賞を受賞した作品。
今まで直木賞やら芥川賞やらを受賞した本なんてオンタイムで読んだことはない。
私にとって本は流行りすたりとまったく関係ない代物で、そのとき自分が読みたいと思う本を手に取るからというのがその理由。
"ふ~ん、直木賞取ったんだ~"と思いながら手にとって1ページ目をめくってみた。
いや、いきなりめちゃくちゃ好みの文体だった。
ぱらぱらめくってみると短編の連作のようだったので、とりあえず第1話を読んでみることに。
すらすらすらっと読めてしまってしかも登場人物がすごくいい。
うわ~続きが読みたい~と久々に強烈な欲求を感じてしまった。
そんなわけで、翌日の昨日とっとと購入してしまいました。(給料日前だったのに・・・)
主人公はまほろ駅前で便利軒という"べんり屋"を経営する多田というお人よしの男。
そこに一度も話したことのない高校の同級生がいきなり舞い込んでくるわ、借金で夜逃げした金持ちが置き去りにしたチワワはいるわ・・・という話。
この2人と1匹がどんな事件に巻き込まれるのやら、こうご期待・・・早く読みたい。
「僕たちの戦争」
荻原 浩
単行本: 428ページ
出版社: 双葉社 (2004/08)
ASIN: 4575235016
ふらふら文庫本のコーナーを彷徨っていて森山未來君と目があってしまった。
TBSでドラマ化されたようだ。もうすぐ放送されるらしい。
現代の若者が1944年にタイムスリップし、同時に1944年の若者が入れ違いに現代にタイムスリップするという話らしい。
ちょっとコメディータッチ。
こういうタイムスリップものは結構好きなので気になってしまった。
でも、ドラマのほうが先になるだろうなあ。
「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」
梅田望夫
新書: 256ページ
出版社: 筑摩書房 (2006/2/7)
ASIN: 4480062858
いたるところで話題になっている本。
私が便利だと思って使っているインターネットツール(でいいのか?)のブログ、Google、Amazonが取り上げられている。
すでに一般化しつつある"IT"っていうのは"情報技術"を意味している。
IT産業っていうのは、新しくて早い情報を収集する方法を提供してくれる分野なのだ。
パソコンやインターネットはその道具に過ぎないが、上手に使えばとても便利なものである。
その中でも特に躍進的に進化を遂げつづけているインターネットの世界がどうなって行くかを予言している。
Googleは使える・・・ということを立ち読みで再認識。
きっと図書館には置いてあるはず。
「いかしたバンドのいる街で」
スティーヴン/キング
文庫: 347ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/08)
ASIN: 4167705249
石田衣良さんの「ブルー・タワー」を読んでいる途中でどうやらスティーヴン・キングの「暗黒の搭シリーズ」をイメージして書いたらしいという情報を入手。(真偽の程は確かめてないのだけど。)
ならば・・・それをと思ったのだけど。
なにせ「暗黒の搭シリーズ」ってキングが自らライフ・ワークと言っているくらいの長編(執筆継続中)なので今のところ遠巻きに見ている。
そういえばスティーブン・キングも本屋の店先でB5サイズの厚さ5cmくらいの単行本の1ページ目を読んで気に入ってはまった作家だった。
ちなみに「ダーク・ハーフ」という作品。
彼の作品を読むようになってから、私は日本製ホラー小説が読めなくなってしまった。
なぜかというと彼に影響を受けている作家がたくさんいて、読んでいるとどうしても比べてしまうようになってしまったから。(あ、このネタ面白そう・・・今度別口で書いてみよう。)
で、キングの長編は、本筋と関係ないキャラクターも生々しく描写されるので、はしょって読めないのだ。
主人公だと思ってた人がすぐ死んだりするんでね。
なので最近は短編集ばかりを読んでいる。
ちょっとふざけた感じのサムッというネタがお得意のキングの短編はこの暑い時期にはうってつけ。
この作品は邦題もなかなか"いかしている"のでぜひとも読みたい。
とりあえず、買ったばかりの「まほろ駅前多田便利軒」を週末どれだけ読めるかな。
「Ice Town」
MUSIC BY 浅井健一




slanさん、こんにちは。
紹介されている本の中では、「まほろ駅前多田便利軒」は読んでいました。
それほど賞には関心がなかったのですが今回だけは候補作品を読んでみようとメモしていたもののなかで、すんなり図書館で借りることができたわけで、男同士の友情物語?という感じで、あの距離感が格好いいなーと感じました。
あと、「ウェブ進化論」は、ずっとベストセラーに入っているので気にはなっていたんだけど、「グーグル 既存のビジネスを破壊する」という新書を買って、病院の待ち時間に少し読んだだけになっていたので、まずはこれを読み終えてから読んでみようと思います。
図書館で借りると、返却日までに読み終えようと頑張って読めるんだけど、自分で買った本はなかなか読み終えないままになっています。
投稿情報: ポコリン | 2006-08-30 00:14
相変わらずの読書三昧ですね。
頭がさがります。
>ポコリンさん、
図書館のくだり、
気持ち非常に良くわかります。
最近購入してしまうと安心しちゃって
読むのが遅くなります。
投稿情報: 黄色の道化師 | 2006-08-30 11:07
げっ、二回も入っちゃった。
失礼しました。
管理人さん、消しておくんなまし。
投稿情報: 黄色の道化師 | 2006-08-30 18:03
>ポコリンさん
図書館そろそろ利用を考えなくてはと思います^^;
まほろ・・・面白かったですね。
実はあのあとすぐ読み上げてしまいました。
それくらい私には読みやすかったです。
テーマとしては石田衣良さんの作品にも通じるものがあるなあと思いました。
主役2人は絵があるのでイメージもしやすかったですよね。
ドラマにならないかなあとちょっと思ってみたり^^;
「グーグル 既存のビジネスを破壊する」のほうを読まれてるんですね。良く比較される2冊ですね。Googleはずっと使っているのですが、これは確かにすごいと思います。
イメージするインターネット利用法というのがあるのですが、それを実現するのに一役買ってくれそうです。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2006-08-30 19:12
>黄色の道化師さん
一つ消させていただきました^^
読書三昧は黄色の道化師さんも同じではないですか~。
ジャンルが違うだけではないでしょうか。
私も同じく図書館で借りて時間制限を設けたほうがいいかもと思い始めました^^;
投稿情報: 安井文@管理人 | 2006-08-30 19:14