おととい『金曜ロードショー』で「ハウルの動く城」を放送していた。
完全ノーカットで23:30くらいまであったねえ。
映画館で1度見たんだけど、やっぱり最後までトイレに行く間も惜しんで見入ってしまった。
私は取り立てて宮崎作品の大ファンというわけではないのだけど、それでもいくつか何度見てもいいなと思う作品がある。
「ハウルの動く城」は公開前にさんざっぱら勿体つけたTVCMがばんばん流れていて、当時は少々食傷ぎみだったが、実際映画館で見てからはそのとりこになってしまった。
何が好きって、ソフィーの強さが大好きなのだ。
それまで宮崎作品で好きなものといったら「天空の城 ラピュタ」だった。
あの冒険物語のラストシーンが大好きで。
今思い出してもジーンとしてくる。
ラピュタは永遠に飛行し続けるんだよ!・・・切ないねえ。
で、今は「ハウルの動く城」がすごく好き。
ソフィーのひたむきさにすごく勇気を与えられる。
ソフィーは強い。
まっすぐでやさしくて強い。
映画の中で時にハウルを叱咤して、時にやさしくあやす。
相手がどんな人だろうか同じように接している。
私はただ映画を見ているだけの視聴者だけど、ハウルと一緒に慰められている気分になったり、怒られている気分になったりする。
いきなりおばあさんにされちゃったのに冷静に行動するところがめちゃめちゃクールだ!
でも、ソフィーは何も特別な女性というわけではない。
ハウルにとっては最初から特別だったわけだけど、そうじゃなければ本当に普通の女の子でしかない。
誰でもちょっとその気になれば、すぐにソフィーのような女性になれると思う。
でもずっとソフィーのように振舞うのは実はとても難しい。
だからきっとあこがれるんだな、彼女に。
映画そのものの話をすると、使われている色がそれまでのものに比べるととても鮮やかで、はじめてみたときはとても「千と千尋の神隠し」とおなじ監督の作品とは思えなかった。
あまりに鮮やかだったので、目が痛かった覚えがある。
兵隊の青い制服がやけに目に焼きついたんだよね。
ヒロ・ヤマガタの絵が動いているような感じを受けたね。
ヨーロッパの町をテーマにした作品はいくつかあるけど、それにしても「ハウルの動く城」はとても鮮やかな色だと思う。
技術的な変化なのか?それとも心境の変化なのか?
それはわからないけど。
この映画のテーマ曲「人生のメリーゴーランド」は一発で好きになってしまった。
郷愁を誘うのにわくわくしてくる。
久石譲さんの音楽は昔から好きだけど、これほどゆったりとわくわくさせてくれる曲は初めてだな。
今も頭の中をゆったり流れてる。
ソフィーこと倍賞千恵子さんの歌う「世界の約束」が流れる頃には、なんだか自分が一仕事終えたような気分になっているから不思議だ。
歌詞はなんと谷川俊太郎さんだったんだね。いやびっくり。
今年は「ゲド戦記」
またもや過剰すぎるほどのTVCMが流れてる。
今回は息子さんが監督を務めるという。さてどうかな?
TVCMで少年が鋼鉄の首輪をされているシーンが出てくるね。
それを見てちょっと私は気分が落ち込んでしまう。
なぜだろう?
それを確かめるために、きっと私は映画館に行っちゃうんだろうなあ。
「ハウルの動く城」
ジャンル :アニメ
製作年 : 2004年
製作国 : 日本
配給 : 東宝
原作 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(『魔法使いハウルと火の悪魔』より)
監督・脚本 : 宮崎駿
作画監督 : 山上明彦、稲村武志、高坂希太郎
美術監督 : 武重洋二、吉田昇
音楽 : 久石譲
声の出演 : 倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、伊崎充則、大泉洋、大塚明夫、原田大二郎、加藤治子 他
「世界の約束」
WORDS BY 谷川俊太郎、MUSIC BY 木村弓、PLAY BY 倍賞千恵子




>でもずっとソフィーのように振舞うのは実はとても難しい。
あんなに一途に人を好きになったことないにゃー。
投稿情報: ゲンゲン | 2006-07-29 01:29
> ゲンゲンさん
うに~私もあったかなあ^^;
投稿情報: 安井文@管理人 | 2006-08-01 16:03