大変大変!
森脇真末味作「おんなのこ物語」の再販だ~!
2月8日にハヤカワコミック文庫から出版された。
微妙に連作の「緑茶夢-スラン-」が小学館文庫で再販されたのが2002年。
その間「おんなのこ物語」は1度も再販されることはなかった。
復刊ドットコムでの地道な投票により、ついに再販!
ううう、長い道のりだった。
森脇作品マニア(!)としてはどうしても発売日に初版本が欲しい!
ということで、予約してしまった。
既に何度となく読んでる作品なのに興奮してしまう自分がいて失笑。
結局、発売日より2日遅れの2月10日にやっと(!)入手。
いつもの本屋で予約した本を受け取る前には本棚を確認。
な、なんと・・・。
1・2巻ともに5冊が平積みしてあるではないですか!
おおおおっ、すばらしい~♪
「おんなのこ物語」の前にたたずむ私はきっと怪しい笑みを浮かべていたに違いない。
私の音楽観はこの作品に出会ったことで固定したし、その後の音楽を含めたいろいろな思考にも影響している。
とにかくいろんな人に読んで欲しいのだ。
今まであまりに恥ずかしいので触れてこなかったのだけど、私のハンドル名slan(実は"スラン"と読む)は、「緑茶夢-スラン-」に登場するロックバンドSLAN(スラン)に由来している^^;
作品としては「おんなのこ物語」のほうが好きなので、STICKERをハンドル名にしようかなとも思ったんだけど、slanのほうが字面と音がかっこよく感じたので拝借したしだい。
森脇真末味ファンにはきっと石を投げられるでしょう(ごめんなさ~い)
使い出したのは、BLANKEY JET CITYの公式BBSに顔を出してた頃だったなあ。
これほどぴったりなハンドル名はないと思ったのだ。
なぜなら、スランのボーカルの阿部弘がどうしても、浅井健一さんをイメージさせたものだから。
(ああ、とうとう書いてしまった。)
い、いや、そんなことはどうでもいい!
とにかく私の大好きな「おんなのこ物語」が再販されたのだ!
初めて読んだのはいつだったか・・・?
思い出せないけど、その頃もう私はギターを練習してWデッキラジカセを使った重ね録りなんかもやっていたのは確かだ。
「新譜ジャーナル」や「GB(当時はGuitar Book)」のインタビューを読み漁っていた。
渋○○一がすでに嫌いだった(苦笑)
想像するしかなかったミュージシャンの世界を絵として見せてくれたのが「おんなのこ物語」だったように思う。
とにかくライブシーンの描写がかっこよく、音が聴こえてきそうなのだ。
バンドメンバーの苦悩は、多感な時期だった私に伝染し、シンクロさせた。
よくわからないけど、真剣に音楽をやるってことは苦しいことでもあるんだなあ・・・なんて知った風に思ったりして。
社会人になって自分がバンドをやるようになってから再度読み直したら、自分が体験したいろんな思いがこの漫画には凝縮されていることに気がついた。
BLANKEY JET CITYが解散したときにも読み直して、もしかしたらSTICKERと同じようなことがBLANKEY JET CITYにも起きたのだろうか・・・などと深読みしたり。
折に触れてこの作品を何度読み直したかわからない。
読み直すたびにいろんなことを考えて、年をとればとるほど染みてくる・・・私にとってはそんなスルメのような作品。
今回特に発売日が待ち遠しかった理由は、書き下ろし作品があると聞いていたからだった。
どんな内容かは分からないが、とにかく書き下ろしがある!
最後に読んだ最新作は10年くらいは前だったような気がしているので、どんなに楽しみにしていたか分かってもらえるだろうか?
「みりんでGO!」というその作品は、結局本編とは全然関係ないキャラクターが主人公だったけど、時代錯誤な音楽観とコレクション(例えばベータビデオテープとか^^;)を持つ主人公が社会人になる時期を迎えて、地団太を踏んでいる姿をコミカルに描いている。
彼の心情は、いちいち頷いてくすくす笑いながら読めるあたり、私にも心当たりがある証拠。
巧みに森脇さんの現在の音楽観が含まれていると考えるのは私の深読みか?
ベータビデオテープが事故でだめになってしまうあたりの「こ、これでダビングしなくてすむ~(感涙)」は少々心当たりもあるし・・・^^;
「おんなのこ物語」からはSTICKERのベーシスト水野礼二が主人公の同級生役(?)、ドラムス八角京介の彼女である尚子が主人公のエンジェル(マドンナ?)役として登場する。
もしかしてどちらも森脇真末味さんのお気に入りキャラなんだろうか?
毒の効いたこの2人のキャラクターがさらに腹筋を震わせることまちがいなし。
本編とのアンバランスさがなんかとてもいい感じ。
「当たれ!宝くじ」は憂歌団の名曲だが、本編に登場する桃色軍団というコミックバンドに主人公 八角京介が参加した時に演奏する作品。(作中ではボーカルが盗作なんて叫んでますが。)
妙に臨場感のあるライブシーンが印象に残る。
「おんなのこ物語」は3月発売予定の第3巻で完結!
(「みりんでGO!」も^^)
※蛇足※
復刊ドットコムという既に廃刊になっている書籍の再販交渉をしているサイトで森脇真末味作品についても復刊活動をしているので、ぜひ覗いてみて欲しい。
『森脇真末味』 復刊特集ページ
「当れ!宝くじ」
WORDS & MUSIC BY 木村秀勝、PLAY BY 桃色軍団(ほんとは憂歌団)







slanさんこんにちは。
今だったら違和感ないんだろうけど、あの当時森脇氏の描く絵柄は
少女漫画のタッチじゃなかったよね・・尚子の発言は当時の女子高生だったけど
絵柄は老けていた・・・(ごめん、非難ではないのよ~)
だけど尚子が好きだった。あのラストシーンがホントに大好きだった。
漫画なのにふたりのこれからを考えて「なるようになる!」なんて思った。
「当たれ!宝くじ」のシーンは迫真の演技・・じゃない描写だったよね。
その後憂歌団のアルバムも買ったし、ライブも行ったもん(影響影響)
しかしっ!slanさんって、今まで「サランさん」だと思いこんでいた^^;
「スラン」だったとは~~、目から鱗!参りました
「おんなのこ物語」のタイトルに(?)だったのが、後々そうだったのか~!と
思ったあのときと同じくらいの納得でした^^
投稿情報: ゆみ | 2006-02-14 14:34
slanさん、こんにちは。
slanというハンドル名は素敵だなぁと思っていて、どうしてこのような名前が思いつくのかなと思っていたので、謎が解け、スッキリ!!
何も考えずにポコリンという名前をつけてしまって、ちょっと後悔しています。
slanさんを知るにつれ、slanさんの奥行きの深さを感じます。
投稿情報: ポコリン | 2006-02-14 22:28
ゆみさん、おはようございます^^
韓国ドラマの話題で盛り上がるサイトに顔を出すようになってから"サラン"と間違われるようになりましたねえ。
そんなあっま~いハンドル名をつけるキャラじゃないです、私^^;
これほど驚かれるとは思いもよりませんでした、ははは。
これからはプロフィールに読み方も書いておくことにしよっと。
尚子って、ゆみさんのおっしゃる通り老け顔ですね^^;
でも、確かに女子高生らしいんです、うんうん。
緊張感のあるストーリー展開の中で彼女が出てくるとなんだかほっとしたりして。
・・・そう考えると私も尚子は大好きだなあ。
そもそもの「緑茶夢」はスランとは全然関係ない尚子のお話しだったんですよね。
そこにも高校生らしい彼女の姿が描かれてました。
しかし、ゆみさんすごいですね@0@
漫画がきっかけで憂歌団を聴くようになったなんて!
かっこい~♪
投稿情報: 安井文@管理人 | 2006-02-15 09:11
ポコリンさん、おはようございます。
素敵でしょ(笑)
すごくこの言葉好きなんですよ、意味なんてないのに^^;
字面と音がね。
でも、自力のネタではないことがばれてしまった~(恥)
実は、森脇真末味さんもスランという名前は、A.E.ヴァン・ヴォクトという作家のSF小説「スラン」(ISBN: 4150102341)からつけたそうなのです。(「おんなのこ物語」の中で水野礼二というキャラクターが主人公に向かって本を差し出しながら説明するエピソードが出てきます。)
当然ながらこの小説も躍起になって探しました。
絶版になっていたので時間が掛かりました。
今現在はハヤカワ文庫から再販されているようです。
新人類モノの古典SF作品に分類されるようなので、図書館にもあるかもしれません。
この小説もおもしろいので興味があればぜひ読んでみてください^^
自分以外の人のハンドル名って結構気になりますよね。
どんな意味があるんだろう?
どんな人なんだろう?
なんていろいろ妄想の余地がありますもんね。
私もポコリンさんのハンドル名は何を思ってつけたものなんだろうと実は興味があったんです。
何も考えずにってことですが、何か見た後だったとか?
たぬき?
^^
投稿情報: 安井文@管理人 | 2006-02-15 09:35
なんでしょ、この一連のは?
でもおかげで、読んでなかったこの項を読めました。
僕がアチラでslanさんと出合ったのも緑茶夢の検索でした。
ヴォークト、SFは好きなので読んでます。
けっこう無茶を書く人ですが、ファンの多い作品ですし、影響受けているクリエイターさんも多そうですね。
投稿情報: むねお | 2007-05-12 23:58
>むねおさん
お返事遅くなってすみません。
こそっとslanを使っているので、あんまり話題にしていなかったんですがなんだか盛り上がってしまいましたね。
ヴォークトの「スラン」はとても懐かしい感じがしました。
小学生のときに読んだ矢野徹さんの「新世界遊撃隊」(知ってるかなあ、SFベストセラーズ^^;)というミュータントもののSF小説を思い出しました。
思春期に読んでおきたい作品だなあと思いました。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2007-08-06 16:05
SFベストセラーズ、知らいでか!
少年ドラマシリーズの原作なども多く入っていたというアレですね。
といっても手元に保有はゼロです。
確か昔姉が持っていた筒井の「時かけ」が同シリーズ版だったような。
しかし矢野の「遊撃隊」はわかりませんね・・・ハインラインの「超人戦隊」(「深淵」のジュブナイル翻案もの)ではないんですよね・・・?
投稿情報: むねお | 2007-08-06 23:31
>むねお さん
やっぱり知っていらっしゃいましたね。SFベストセラーズ。
私はこれで育ったといっても過言ではないです。
全部ではないですがほとんど読みました。
現在こつこつ古本屋で探して集めている最中です。
ハインラインの「超人戦隊」は残念ながら知りません。
「新世界遊撃隊」は矢野徹さんのオリジナルです。めっちゃ面白いので、読んでみてほしいです。きっと図書館にあるはず・・・。
投稿情報: 安井文@管理人 | 2007-08-07 12:22