「ボーリングフォーコロンバイン」が面白かったので、今回もかなり楽しみにしていた。
今回のほうがマスコミでの扱い回数が多く、事前にこのドキュメンタリーの情報がいろいろ入ってきていたので、先入観がかなりあったわけだけど、それに惑わされずに見ることが出来たかな。
マスコミでは映画の中のブッシュ家とラディン家のかかわりばかりが強調されていて、それだけ見聞きしていると、ブッシュを叩きたいためだけの内容なのかと思われてもしょうがない。
すでに起こってしまった出来事は、その人がどの立場にいるのかによって見方が変わってしまう。
偏った情報が危険なことはみんな知っていることで、この映画は、ムーア監督が独自の方法で偏っている情報を別の方向からみせようとしている。
これは「ボーリングフォーコロンバイン」の時と同じ。
ただし、彼の調査した内容についてはそれが本当に真実かということはよくわからない。
もしかしたら、彼の元に届くまでに捏造されたものや彼が捏造したものもあるかもしれない。
いずれにしても、その部分に関してはどれが真実なんだかは見ている私にはわかりようがないこと。
私はそういう調査の部分については少々疑ってかかっているので、ふ~んという感じしか受けなかった。
ま、ブッシュは私利私欲の塊なのかな~?くらいに感じた程度。
(これも実は危険な感想なのか?)
ブッシュの話はこの映画の起承転結のポイントで扱われている。
多分、そこが重点ではない。
この映画の中でイラクの現状を映し出した映像は、少なくとも本物の映像だなと感じた。
おそらく、彼が一番見せたいのはここなんだと思う。
「ボーリングフォーコロンバイン」にしても「華氏911」にしても悪循環が常に起こっているということだけしっかり感じることが出来た。
その編集手腕はすばらしいと思う。
きちんと1つの作品になっているからね。
映画の中で表現されている悪循環を断ち切りたいと思った時、自分はどういうことが出来るんだろうと私は思った。
全部見終わって思ったのは、やっぱりブッシュを今の立場からひき下ろしたいために作った映画なんだなってこと。
マスコミの言っていることはある意味正しかったようだ。
ただし、なぜブッシュをひき下ろしたいのかを考えなくちゃ意味はないと思う
「華氏911」
ジャンル : ドキュメンタリー
製作年 : 2004年
製作国 : アメリカ
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ、博報堂DYメディアパートナーズ ほか
監督・脚本 : マイケル・ムーア
「ジマーマンラビン」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY THE SHERBETS




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